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あっち側から見たこっち側

1月14日の朝刊に紹介されていた本。

「あっち側から見たこっち側」


障害 受容の困難知る

脳出血・後遺症・・・ケアマネが体験記



と取り上げられている。

著者は41歳の女性。

勉強のためケアマネージャーの仕事をいったん辞め、清瀬市の
日本社会事業大学専門職大学院で学んでいた2006年2月、
卒業リポート発表の夜に脳出血で倒れられたとのこと。
その後の回復、リハビリの過程で感じられたことを大学院のお仲間に
メーリングリストで報告。その内容を中心に本にまとめられたそうです。

私がこの記事を読んでいて驚いたこと。
それはこの女性、病院へ運ばれる救急車の中で、死の恐怖よりも
介助される側の体験ができるのがうれしいと感じた
、というから
驚きだ。
しかし!後遺症はやはり辛かったと。。。
左半身の自由がきかないことよりも、時間がわからなくなったり、
記憶力が低下したりして「このまま認知症になるのでは」という恐怖感が
最もきつかった
、と書かれています。

記事にはこんなことも。。。
カードの絵を見て名前を答える訓練の際のエピソード。

髪をとかす「クシ」を見せられた。英語で「COMB」とつづりまで
思い浮かべられるのに「クシ」という単語が出てこない。
子ども向けの知能テストで星と雪の区別がつかない。。。
「大学院生なのにこんなこともわからないの?」


あるST(言語聴覚士)はそう言い放ったという。

「残念ながら医療や福祉に携わる人がすべて善や正義でない
ことを認識させられました」


と。

↑ これは私もオットの介護を通して似たような経験、同じ認識があります。

また、一番強く感じられたことは、障害を受け入れることなど
簡単なにはできない、ということだった
、とも書かれていました。

「以前の私だったら、こんなことくらい・・・・・・」
ということの繰り返し。障害を経験する前は「あの人は障害を受容できた」
などと同僚らと語っていた自身の高慢さを痛感すると。。。


↑ 耳が痛い。
   障害受容は容易なことではないと頭ではわかっている。
   でもこの記事を読んで“受容”という言葉を安易に使うこと自体
   軽視していたようにも思えてならなかった・・・

「障害者になると健常者の社会ルールに従おうと無理をすることがある。
 そのことを忘れずに、無理がたくさんにならないように社会は気遣って
 ほしい」

と仰られています。


ケアマネージャーとしてご活躍。しかし脳出血で倒れられ、一命は取り留めた
ものの、記憶や言葉が不自由になる高次脳機能障害が残った。
そんな女性の支える側から介助される側になった体験をまとめられた本。

脳梗塞による左片麻痺、高次脳機能障害のオットを持つ身として
これはいろいろ勉強になりそうな本だと思っています。

「障害受容なんて以前は簡単に言っていたけど、それは悟りの境地ほどの高み」。

なるほど。。。
オットの一番の理解者であるべき私の軽率な言動でオットを傷つけている
可能性アリアリ。
これは本を読んで多くのことを学ばなくては!


あっち側から見たこっち側
        高崎陽子 著  * NPO法人 VIVID(ヴィヴィ) *

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Author:madeline♪
オットの介護に追われ一喜一憂の
毎日。そんな中、たくさんの方と
お知り合いになりたくてブログを
始めてみることに(^^)  
よろしくお願いします♪

*東京在住
*オット、高2のムスメの3人家族
*ケセラセラがモットー


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